福岡市で「生活支援型 訪問サービス従業者研修」始まります

お住まい相談員の日々, 制度・法律について, 高齢者の症状・健康

先日、福岡市のフリーペーパーか何かに「生活支援型 訪問サービス従業者研修」の講座が開かれることが告知されました。

生活支援とは、直接、身体に関する介護ではなく、掃除・洗濯・買い物・調理などの支援を行います。

今後、生活支援の援助が介護保険ではまかなえない時がくるかもしれません。

地域で高齢者を支える地域づくりが始まっていますね。

私もこの研修を受けてみようと思い、はや何日か。

すると「博多区」「南区」「中央区」では、もう定員のため、申込が締め切られていました。

皆さん、自分に何かできることはないかとお考えなのですね。

素晴らしいですね!

私ももっと自分にできることがないか探します!

私は受講できる地区で応募しました。

 

他の地区では、まだ募集されていますのでこの機会に参加されませんか?

「生活支援型 訪問サービス従業者研修」案内ページ

http://www.aso-kaigo.jp/livingsupport/

 

老人ホームの入居金と敷金の違い

お住まい相談員の日々, 制度・法律について

老人ホームへの入居の際には、入居前にまとまった金額を支払うケースがあります。

もちろんゼロ円で入居できるところもありますが退去時にはクリーニング代が必要になります。

敷金、入居一時金、礼金、前家賃方式、入居準備金など施設によって表現が違いますので十分にご注意くださいね。

敷金は賃貸で家を借りるときなどに発生するお金と同じで必要経費を差し引いて返ってくる場合が多いです。

ほとんどの施設が返ってきますが、返ってこないところもありますのでしっかりと確認をお願い致します。

入居金などは年月をかけて償却していくケースが多いです。

入居前に支払うお金は何に対して使うのか、明確に確認しておくべき事柄ですのでご注意くださいね。
入居金と敷金の違い

高齢者の運転について思うこと

お住まい相談員の日々, 制度・法律について

ご高齢者のご家族とお話していて、悩まれているのが免許返納について。

「なんの楽しみもないのに運転を奪ったら可哀想だと義兄が言うんです」

(本人様80代男性要介護1認知症診断あり)

「近くにスーパーがないから、バイクに乗って買い物にいっています」

(本人様70代女性要介護1認知症診断あり)

「本人が免許証返納するなら死ぬと言っています」

(本人様70代女性要支援1認知症診断あり)

 

私にお話しくださるご家族はほとんど「人さまに迷惑をかけるのが怖い」と

十分にご理解されていて、悩まれています。

「医師から話してもらったけど、聞かなかった」

というご家族からの話もありました。

高齢者が起こす事故が増えていますので、

「認知症診断がでたら免許返納する」というような制度ができないかなと思っています。

認知症だけが問題ではなく、高齢になると判断力も衰えるので、高齢者の運転に関しても

強制力のある制度がほしいと思うこの頃です。

認知症男性の列車事故裁判について思うこと

制度・法律について

3月1日に判決がでたこの事故の判決、判決の数日前から気にされていた方も

多かったのではないでしょうか?

私もそのひとりです。

~ウチシルベニュースより~

認知症男性の列車事故裁判、家族側が勝訴。

http://www.osumai-soudan.jp/news/news24.html

企業としての立場も分かるし、でもご家族の気持ちはもっと分かるし・・。

認知症を患う高齢者と同居しているご家族がから聞いた話です。

「ほんの一瞬で外に出ていくとよ。さっきまで話しよったのにいつの間にかでていっとうと。信じられん」

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こんな話も聞きました。

施設入居していて、セキュリティがばっちりのところでもほんの少しの利用者からは分からない

ドアの隙間から出ていって、自宅に帰っていた・・・。

認知症を患う高齢者を介護する家族にとって、徘徊はわりと多いです。

買い物に出かけたら、帰り道が分からなくなって何時間も歩き続けた・・。

病院に出かけたら、何をしているか分からなくなって転倒して入院した・・。

徘徊は、ニュースにならない認知症の方を介護する家族の日常です。

オランダでは、認知症の方も外出できる環境だとか。

意外と多いのが、お風呂で亡くなる高齢者。

介護しているご家族にとって、少し目を離したすきに亡くなることがどれだけ辛いことでしょう。

私が願うことは、悲しい想いをするご家族が減ることです。

 

特定疾病について

制度・法律について

特定疾病とは、第2号被保険者である40歳以上65歳未満の人も下記の病気であると、

介護保険の認定を受けることができます。

○特定疾病

・がん【がん末期】

・関節リウマチ

・筋萎縮性側索硬化症

・後縦靱帯骨化症

・骨折を伴う骨粗鬆症

・初老期における認知症

・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病※

【パーキンソン病関連疾患】

・脊髄小脳変性症

・脊柱管狭窄症

・早老症

・多系統萎縮症※

・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症

・脳血管疾患

・閉塞性動脈硬化症

・慢性閉塞性肺疾患

・両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

心臓発作・心筋梗塞のイラスト

特定疾病だと施設の入居も検討の余地があると思います。

ご希望に沿えるよう施設探しを致しますので、

どうぞご相談下さい。

介護保険料未納について

制度・法律について

地域包括支援センターから、相談当時は要支援2の70代男性が一人での生活が難しいので施設入居を検討したいから相談に乗ってほしいと話がありました。

以前、脳梗塞を患い日常生活が全般的に不自由なご様子でした。

早速伺い、ご紹介したサービス付き高齢者住宅を気に入っていただきましたが、敷金のご準備が難しいとのことで敷金を貯めてから入居の段取りとなりました。

この方にあった十分なサービスを受けられるようにと区分変更を提案し地域包括の担当者が申請したところ、介護保険料の未納期間があることが発覚しました。

この方の場合は4か月の給付制限がかかり、その間の介護保険料の負担が現在では通常1割負担のところこの4か月は3割負担になるとのこと。

(未納期間によって給付制限の期間は異なります)

区分変更の結果要介護1と認定されましたが、必要なサービスを受けられずとても心配でした。

3割負担で支払いをすると利用できるのですが、この方にとってはとても利用料負担が大きかったので利用を最小限にし、近所の方がサポートをして下さいました。

給付制限期間が終了して、現在は当初決めていた施設に入居して生活していらっしゃいます。

食事もしっかりと取れるようになり、顔色もよくなりました。

介護保険の徴収が始まったのはここ数年ですので、今後このような問題は増えてくるかもしれませんね。

いざ介護が必要な時に必要なサービスが受けられないことは本当に大変なことです。

この問題は65歳以上の方だけの問題ではありません。特定疾病により40歳以上の方でも介護認定を受け介護サービスを受けることができます。

私たち相談員は日々多くの方にお会いするので、若くして脳梗塞を患った方、糖尿病Ⅰ型と診断された方などお話を聞くことがあるので遠い先の話とは思えないのです。

50代特定疾病により要介護1、40代特定疾病により要介護4など施設入居を検討したいというご相談を受けたこともあります。

参考例:https://www.osumai-soudan.jp/soudanin/fukuokahonbu/about/151.html(65歳より若い方の老人ホーム入居を考える場合の注意点)

いざという時に困らないように、ご自身のこと、身内の方のこと、確認をお勧めします。