先日、83歳要支援1のAさんと長男さんと一緒に見学に行きました。
Aさん「もっと早く見学しておけばよかった・・。なかなか踏み切れんかったとよ」
私「そんなことないですよ」
Aさん「いやいや、やっぱりもっといろんなことができるうちに動いておけばよかったとよ」
長男さん「そうやね。あの頃は心配して勧めても、全然話を聞いてくれんかったもんね。
息子が追い出そうとしていると言って・・」
お子様方が一人での生活だったり、同居でもバリアフリーではないことや日々の生活を心配して、
施設を勧められるのですが、なかなか想いが伝わらないこともあります。
Bさんの例もそう。
高齢者が被害に遭う詐欺が本当に多いので、関西に住む息子さん方が家を今の住まいを売却して関西に来ることを促されていらっしゃるのですが
「財産を狙っている」と聞く耳をもたないそうです。そして、疑心暗鬼に陥ってしまっています。
お住まい相談員をしていると本当によく高齢者が被害にあったことを耳にします。
お金を貸したまま返ってこないこと、余計に商品を買わされたこと。
なんでそんなことをするんだろう?なんでそんなことができるんだろう?と耳を疑います。
私にできることは、身近にそういったことがありそうな場合予防として声をかけることかなと思います。