福岡のサービス付き高齢者向け住宅の見学のため、本人とご家族の見学手配と昼食の試食手配を行って見学同行を行いました。
見学を希望されたご本人は、要支援2で男性80歳一人暮らしのため、娘の近くの施設に入りたいと今年3月末から病院が母体のサービス付き高齢者向け住宅に入所されたそうです。
しかし、いざ入居するといろいろな不満が出てきたご様子で、特に食事がひどいとの訴えでした。
朝はクロワッサン2個だけや、食事の担当者が遅刻するとヤクルトとバナナだったりするらしく、昼食や夕食もおかずが少ない様子で、つくだ煮や梅干しなど皆さん持ち込みで食べるが、塩分が過多になるのではないかと家族も心配している様子でした。
サービス付き高齢者向け住宅でもいろいろあるので、ぜひ食事も見学時に試食して下さいとお話しして、施設の方に事情を説明して用意して頂くことになりました。
福岡市南区の施設を見学し、昼食を食べてもらうと、すごくおいしいし何より温かいまま食事が提供され、十分な量があるとすぐに気に入っていただきました。また、リハビリが充実しており理学療法士によるプランを立ててももらい、リハビリを受けられるとご本人は興味深々でした。来月の介護認定で要介護1が出るだろうとケアマネージャーから言われているとのことでしたので、要介護1がでればすぐ面談して入居はできるだけ早くしたいと、入居のご希望をされて帰ることになりました。
福岡県内もたくさんの施設が新しくできて、サービス付き高齢者向け住宅はバラエティーに富んでいるため、どこをどう探してよいのか分からずに自宅に近くて料金が手ごろであるとの情報だけで簡単に入ってしまって失敗しました。
専門的に施設紹介を提案している、高齢者住宅仲介センターの相談員の存在も知らなかったので、知り合いのケアマネージャーに聞かなければ今後も分からないまま施設探しをするところでした。との家族の感想でした。
施設の特徴やご本人に合った施設探しは、細かい情報を持っている相談員に相談頂くだけでも大きな収穫があると感じました。
おそれず、まずは電話をしてもらうだけでも良い情報は入るので、入居まですべて無料だから安心して電話を頂き、便利に相談してほしいなとつくづく思いました。