今回の相談者は病院のソーシャルワーカーさんからでした。
93歳男性、介護認定申請中、病院内は車いす。
生活保護を受給中で保証人はいらっしゃいません。
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入院前は自立だったそうですが、熱中症にかかり部屋の中で動けずにいるところを
民生委員の方がたまたま発見してくださり、一命をとりとめました。
回復されていて施設が見つかり次第退院で、施設探しをお手伝いしました。
生活保護の方の受入先はわりと多くありますが、保証人なしとなるとそうはスムーズに進みません。
施設との交渉を重ねて進めていきます。
保証人がいらっしゃらない方の場合、施設が気にされるのは入院時や亡くなった時のことです。
この辺りの話をしっかりと話し合います。
今回は何名かご紹介させていただいたことのある住宅型有料老人ホームへ相談して、入居が決まりました。
難しい案件でしたが、相談から2週間で入居まで進みました。
退院の日、私にできることがあればとお見送りに伺いました。
私のことを覚えていてくださり、「ありがとうございました!」と
言ってくださいました。
ご高齢の方は新しいことを覚えるのが苦手な方が多いので、
2回目お目にかかってもなかなか私のことを覚えていて下さる方は少ないのです・・。
覚えていてくださったのでとてもうれしかったです。
最初お目にかかったときはとても緊張した面持ちでしたが、この日はにこやかに迎えてくださり、
会話もはずみ、笑顔で退院され新しい生活をスタートされました。
来週には、入居後のご様子を伺いにお邪魔しますね。