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認知症検査「長谷川式」について

ウチシルベ 福岡本部

現在は、施設も増えてきており、いろいろな選択肢がありますので、事故防止や長く元気に暮らしていただく為に高齢者住宅で暮らすことは、前向きに生活するうえで、良いことだと思います。ご相談いただいたご家族に合った住まいをご提案差し上げたいと考えております。

認知症の話をしているときに「長谷川式」という言葉を聞いたことがありませんか?

こちらは「長谷川式認知症スケール」と言われていますが、

正しくは「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」(HDS-R)と言います。

記憶力や見当識などを調べる心理検査です。

◇「長谷川式認知症スケール」とは

「長谷川式認知症スケール」はもっともよく用いられる認知症の心理検査です。

この検査の特徴は、10分程度で行えること、質問数は9つと簡単なことです。

満点は30点で、合計点が20点以下だと認知症が疑われます。

軽度の認知症の人は平均して19点程度の点数をとることができるので、

この検査だけで認知症と判断することはできません。

各質問によってわかることは、記憶力や記銘力などそれぞれことなりますが答えられない質問によって、

どの機能が低下しているのかをみることができます。

この他の検査では、絵を描いたり、紙を折ったりなど、簡単な動作をしながら行う検査もあります。

このような検査を、年に1回くらい行い点数の変化を確認します。

9つの質問の1つに年齢を聞く事があります。

◇認知症の種類

認知症には3つの種類(アルツハイマー型、血管性認知症、レビー小体型認知症)があり、

アルツハイマー型の認知症の人は年齢を言えないことが多くあります。

若く言ったり、付き添いの家族に聞いたりします。

又、日付を聞いた場合にも「今日はカレンダーを見てこなかった」と言って

わからないことを隠そうとしたり、もっともな説明をします。

このようなことを「取り繕い反応」といい、アルツハイマー型認知症の方に多くみられます。

また、認知症でも「軽症、初期、高学歴」などでは高得点をとることもあります。

「やっと病院に行ってくれたのに検査のときはしっかりしていた」

検査の時ははりきる方もいらっしゃるようです。

そういう方も多くいらっしゃいますので「自分の考えすぎだった」など思わないで下さいね。

早目の対応が良い結果となると思います。

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