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高齢者だけの家族の相談

曽根 るみ

自身も高齢の母親の介護をしながら、福岡本部にてお住まい相談員業務を高齢者家族の思いに寄り添い専門性の高い施設提案を行う。 全国の自治体・社協の講演・病院やケアマネ向けの勉強会等講師としても活躍中。

福岡市早良区のケアマネージャーからのご相談で、90代の姉妹が3人で生活しているが、介護の限界が来たので老人ホームを見学したいと、92歳の女性で要支援1の長女の方から相談があったので、施設提案してほしいとのお電話でした。

さっそく、92歳の長女にお電話すると、90歳要介護3の次女と86歳の三女と3人で生活していて次女の食事や生活の面倒を見ることが出来なくなってきたと、かなりお疲れのご様子でした。

スライド1

90歳の次女は、認知症もありなかなか言うことを聞かず困っているし、車いすのため床にずり落ちると92歳の長女と86歳の三女で、必死の思いで抱え上げているそうです。

今回は三女さんはまだ施設に行きたくないらしく、二人で入居を考えたいとのことでした。

どちらも90代ですから、いつでもお医者様が来てもらえる母体が病院の施設をご見学にお誘いしました。

福岡市城南区にある住宅型有料老人ホームで、内科・認知症の病院が経営しているため、認知症デイケアーもあり、90代の姉妹やご夫婦など超高齢の方も楽しく生活されている施設です。

現在、敷地の入り口などをお庭を広げて開放的にする工事中でした。90歳長女の方だけでの見学をしてもらいましたが、杖ではあるもののやっとの思いで歩いていて、辛そうでした。

見学後に料金の説明もしっかり聞かれて、「数日中に温泉旅行に行くつもりで次女を誘ってみましょう。」と、言われていました。8月初めに体験入所をされる予定です。

スライド2

見学の帰りに車中では、ぐったりとお疲れのご様子でした。本当にいつも気を張っているのだと感じ、少しは周囲の方々に頼ってくださいね。とお話しをしました。

頑張れるだけ頑張って、それでもまだ妹が施設を嫌がるのでどうしようかと悩み、一生懸命で施設見学をされ、心も体もぐったりだったと思います。

古い大きな一軒家に住む、高齢の三姉妹の生活は珍しいことではなくて、これからますます増える家族の状況かと思います。だからこそ、気軽にご相談頂けるお住まい相談員として心の声に寄り添いたいと思います。

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