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老人ホーム探しのコツその2

曽根 るみ

自身も高齢の母親の介護をしながら、福岡本部にてお住まい相談員業務を高齢者家族の思いに寄り添い専門性の高い施設提案を行う。 全国の自治体・社協の講演・病院やケアマネ向けの勉強会等講師としても活躍中。

福岡市内には、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、介護付有料老人ホーム、グループホームなどの有料老人ホームが数多くありますが、各施設ごとに特徴が違います。

大切なことは、入居する時点で身体状況が今どの程度なのかにあわせて、探す施設を選別することです。

施設運営をするところは、入居される方の介護度が、自立~要介護3くらいまでを考えている施設と要介護3~要介護5までの施設にわかれます。

 

自立~要介護3までの基準の施設は、実際は要支援2・要介護1・要介護2を中心に受け入れて行きたいと希望しているところです。

主に施設とディサービスと介護事業所やケアプランセンターを併設して利用してもらう予定施設と言えます。

 

自立では、ディサービスもケアプランセンターも介護事業所のヘルパー利用もありませんので、家賃が高くないと採算が合いません。

低価格の施設の場合、要支援1の方でも自立に変わる可能性が高いため、出来れば要支援2から入居してほしいと考えています。

 

また、このような施設では、要介護3以上になると施設職員の人数もたくさん必要になるため出来れば、ある程度自分で動けて認知傾向が軽い方などを長くお元気な状態で住んでいただきたいと考えています。

 

もちろん、入居される方についても自分は元気なのに寝たきりの人が多いところに入居すると友達もできにくいし、もうすぐ自分も寝たきりになるのではないかと暗くなりがちで、見学の時点で、憂鬱になるといった印象を受けます。

 

ですから、現在自立から要介護2くらいの方は、できるだけ長く元気に楽しく暮らすことだけを考えた選択をして、介護度が重くなったら専門の施設に変わろうというつもりで、施設を選ぶことが大切かと思います。     (・・つづきは、要介護3以上の施設)

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