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老人ホーム探しのコツその3

曽根 るみ

自身も高齢の母親の介護をしながら、福岡本部にてお住まい相談員業務を高齢者家族の思いに寄り添い専門性の高い施設提案を行う。 全国の自治体・社協の講演・病院やケアマネ向けの勉強会等講師としても活躍中。

前回、自立~要介護3ぐらいまでの施設を取り上げましたが、今回は、要介護3以上の基準での施設の場合についてです。

要介護3以上の基準での施設の場合、要介護1以上で入居できるとパンフレットの記載されていることが多く、入居審査を受ける場合には、要介護3以上を優先して入居頂くようです。

けれど入居後に介護度が改善され要介護1や要介護2などになっても退去しなくてよいように、要介護1からの受け入れと記載されています。

 

要介護3以上を基準とした施設は、通常は介護職員の人数が多く、看護師などの常駐時間が長い場合や24時間看護師が要る場合が多く、病院が併設されていたり、訪問医が夜間も緊急対応してくれるなど、手厚い体制を整えているようです。

 

また、整形外科系の診療が強い、認知症対応が強い、ターミナル期に強い、など、高齢者に必要なリハビリ目的や精神疾患・重度認知症など、より専門性の高い施設となっています。

 

但し、そうではない施設もあり、あくまで外部の訪問医や訪問看護・訪問介護を利用して自立~要介護5まですべてを受け入れるところもありますので、その場合は毎月かかる費用が高くなると思ってください。

かならず、見学の際毎月どれぐらいかかるかを想定した費用計算書を出してもらうことが安心できる計画と言えるでしょう。

 

この二種類について次回、タイプ別に福岡の施設について、紹介その1でご紹介します。

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