先日、九州の繁華街と言われる中洲に今春オープンした老人ホームにお邪魔しました。
国体道路から入ったすぐにある入口。大通りに面しておらず、オートロック式の為セキュリティ面も安心です。
又、窓ガラスにはペアガラスを使用しており、外の音もうるさくありません。
玄関の靴箱は入居者の方と職員の方と一緒になっています。
但し、職員の方は1番下や一番高いところなど高いところを利用するようになっています。
入居者の方との触れあいが多くなることと、職員がいつも気を引き締めているようにとのことで入口を分けなかったそうです。
うれしい気遣いがありました。ブーツやレインブーツも収納できる靴箱が用意されています。面会に来られた時に助かりますね。女性の方への配慮もあり、こうした細かなところでも入居者の方に気遣いがたくさんある施設です。
こちらは2階にあるお風呂です。
主にデイサービスの方向けですが、こちらの浴槽は取り外しができますので、将来、機械浴ができる浴槽を取り入れる予定です。
デイサービスの横にあるお手洗いはストマの方にも対応できているトイレです。備えつけの施設はなかなかありません。
お部屋の洗面台。簡単にご自身でもお掃除ができるように配慮されています。
一番上にある広い多目的スペースがございます。
こちらは毎年9月に開かれている“中洲ジャズ”を入居者の方や身内の方で楽しめるイベントの開催をお願いする、というのはいかがでしょうか。こちらでしたら特等席です。
こちらの老人ホームは、介護士など経験のある方の意見を取り入れて作られた施設だそうです。介護する人が介護をされる方への配慮が十分にあり、介護する人も気遣いができる為お互い心地よく過ごせる環境だと感じました。
こちらの立地は大変便利で、天神や博多方面でのお仕事の帰りに気軽に面会に行ける場所ではないでしょうか。
併設されているデイケアサービスのメニューは、なるべく外に出ていけるようにプランニングされています。
「身内の方が買ってきた洋服や小物を使うのもいいけどここなら一緒に買い物にいける」
いつまでも元気でいてほしい、そんな想いが伝わってくる老人ホームでした。