暑くなると急激に増える相談は、
「親が急に変なことを言うようになった。」とか、
「家の中でトイレの場所が分からなくなっている。」とか、
「孫の顔がわからず、家に泊めてやっているのにあの子は偉そうだと言うようになった」などの急激な認知症の進行により、老人ホームを検討したいという相談内容です。
「最近様子がおかしいため同居をしたが、昼は家族は仕事で孫は学校に行っているので、毎日デイサービスを利用している。家の中まで送ってもらっているのにまた外に出て家が分からなくなり、近所でうろうろしている。」と、自宅では十分なケアが出来ないことが、本人も家族にも負担となっているとのつらい想いを話されます。
まずは、認知症の病院に外来で受診をして、お薬を処方してもらうことが必要でしょう。その上でどのような認知の種類なのかなどドクターに診断してもらい、症状に合わせた老人ホームを選ぶことが必要です。
夏になり気温が上がると、水分摂取が十分に取れず一時的に認知症状が進む方が大勢います。
専門医に受診することと、十分なケアができる環境にすることで、落ち着けばいつでも自宅に泊りに帰ったり、外出なども出来るようになる方は多いのです。
認知かな?と疑わしければ少しでも早くお薬を飲み始めることで、認知は進行が止まることも多いのです。
また、十分なケアが出来ないとお薬の飲み忘れや飲みすぎなど危険ですから、お体の状態に合った老人ホームに入ることも必要かと思います。
福岡市南区三宅・福岡市早良区重留・福岡市城南区南片江などに認知症の専門医がケアしてくれる住宅型有料老人ホームなどがあります。もちろん、重度認知症や精神疾患が混合した症状の方も受け入れてくれます。
不安になったら、とりあえずケアマネージャーや医師など身近な専門家に相談してみることを忘れないでください。もちろん私たちにもご相談ください。