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認知症ともの忘れの違い

ウチシルベ 福岡本部

現在は、施設も増えてきており、いろいろな選択肢がありますので、事故防止や長く元気に暮らしていただく為に高齢者住宅で暮らすことは、前向きに生活するうえで、良いことだと思います。ご相談いただいたご家族に合った住まいをご提案差し上げたいと考えております。

年を重ねるともの忘れが多くなると思います。

「昨夜の夕飯のメニューが思い出せない」これはもの忘れです。

認知症の場合は、「夕飯を食べた」という「行為」そのものを忘れてしまいます。

年齢によるもの忘れなのか、それとも認知症の疑いがあるのか下記にて確認してみてください。

◇年齢によるもの忘れ

・体験の一部を忘れる。

・記憶障害(もの忘れ)のみがみられる。

・もの忘れを自覚している。

・自分が今いる場所や現在の状況を正しく認識できている。

・取り繕いはみられない。

・日常生活に支障はない。

・徐々にしか進行しない。

 

◇認知症の疑いがあるもの忘れ

・体験したこと全体を忘れる。

・もの忘れに加えて判断力の低下やそれまで普通におこなっていたことの手順がわからなくなったりすることがある。

・もの忘れの自覚が乏しい。

・自分が今いる場所や現在の状況がよく認識できていない。

・取り繕い行為がみられる。

・日常生活に支障をきたす。

・進行性である。

認知症は早期発見・早期治療が必要です。

忘れたこと自体を認識できていない様子がみられる場合は病院に行くタイミングだと思っていただければと思います。

「若年性認知症」といい65歳未満でも発症することがあります。

若年性認知症の進行は早く、年齢からみても本人もまわりも認知症と気づかず、症状が進んでしまうこともあります。

若年性認知症は男性に多くみられ、女性の約2倍近くいることも特徴です。

うつ病など心の病気と誤診されることもあるのでできるだけ早く専門医に診てもらうことをおすすめします。

65歳未満でも、40歳以上であれば介護保険の「特定疾病」と認定され介護保険が適用されます。

40歳未満の方は介護保険の対象とはなりませんが「自立支援医療」による健康保険の自己負担軽減など医療的な支援が受けられます。

なかなか自覚がないうちに進んでしまいますので、気がかりなことがありましたら早い段階でかかりつけ医や市町村窓口へのご相談をおすすめします。

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