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105歳と95歳の数十年ぶりの再会

ウチシルベ 福岡本部

現在は、施設も増えてきており、いろいろな選択肢がありますので、事故防止や長く元気に暮らしていただく為に高齢者住宅で暮らすことは、前向きに生活するうえで、良いことだと思います。ご相談いただいたご家族に合った住まいをご提案差し上げたいと考えております。

九州地方に暮らす95歳女性Aさん。

戦争でご主人を亡くして以来、ずっとお一人で生活をされていました。

お子さんはおらず、遠い親戚のBさん、Cさんが病院に連れていったり、

ヘルパーさんとのやりとりをしたりして

畑のあるご自宅で一人で生活されていました。

ヘルパーさんやデイサービスの利用、

親戚の方々のサポートにより一人での生活ができていましたが、

ヘルパーさんが作ってくださった料理を食べ忘れたりして、

1週間前に作っていただいたものがそのまま冷蔵庫に残っていたりして

親戚の方々が心配になり、考えに考えて昨年5月頃施設入居を決められました。

入居して間もなくそこの事業所が閉鎖となり、

現在は小規模多機能を利用されています。

月に2回、BさんCさんが自宅や病院受診で帰宅のお手伝いをされます。

その際には、ビールを召し上がったりされるとか。

元気に日常生活を送っておられるAさんには、

東京には105歳の従妹がいらっしゃるそうです。

なかなか会えなくなっていたこと、

お二人ともご高齢だから最後に会わせてあげたいと、

BさんCさんが今回、Aさんを2泊3日の旅行へお連れしたそうです。

想像するだけで大変なことでしょう。

移動やお手洗いなど考えただけでやめようとしてしまいます。

しかしCさんの段取りの良さで、東京での移動の際にタクシーを手配し、

小型の車いすも手配してその日を迎えました。

約30年ぶりの再会。

九州地方から東京へ移って数十年。

それでも九州の言葉でAさんとの会話を楽しんだそうですよ。

お互い、顔はよくわからなかったとか。

涙あり、笑いありの旅だったそうです。

105歳と95歳の女性二人が手をとって笑いあり、

それを見守る周りの方々のほほえみまで想像できますね。

105歳の方は100歳を機に、施設入居されたそうです。

そちらの施設での再会でした。

そして東京観光をして、無事に九州に帰ったそうです。

105歳と95歳の数十年ぶりの再会

Aさん、Bさん、Cさんには、血縁関係はありません。

それでも遠い親戚として、Aさんを支えるBさんCさん。

家族間での虐待など悲しいニュースも耳にしますが、

このお話はとてもほっこりして

聞いている私もうれしくなるお話でした。

 

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